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母乳育児のススメ | 乳首の白斑(乳口炎)

乳首の白斑(乳口炎)

乳首にできた白斑(水泡)は乳口炎と呼ばれるおっぱいのトラブルです。
ひどくなると乳管自体が炎症を起こし乳管炎乳腺炎に発展することもあるので
早めに対処しておきましょう。

【症状】

乳首の先(乳腺の出口)に白い斑点(白斑)や水ぶくれ(水泡)ができる
おっぱいを吸われると乳首が痛む

白斑(水泡)は イソジンきず薬イソジンうがい薬で消毒します。

消毒液が赤ちゃんの口に入るのが気になる方は薄めて少量ずつ塗ると良いでしょう。
うがい薬での消毒は多少しみることがありますよ。

傷口が擦れて傷むときは、ピアバーユランシノーで保湿しておくと良いです。

それから、おっぱい(基底部)のマッサージをしながら搾乳します。
ぬるめのお湯に浸かりながらやるとリラックスできて効果抜群ですよ。

最初は詰まりが取れず、上手に搾乳できないと思いますが根気良くやりましょう。
奥に溜まった古い母乳が出始めたら一気に楽になります。

授乳すると乳首が痛むと思いますが、数分でも数回でもしましょう。
授乳することで、乳腺の詰まりが解消されます。
嫌がって飲んでくれない場合は、夜間の授乳を狙うと良いです。
寝ぼけているせいか、結構飲んでくれることも。

白斑(乳口炎)の治療で母乳外来を受診すると、抗生物質をもらって
「授乳禁止」と言われて終わることが多いのですが
授乳が一番の薬なのでセルフケアをおすすめします。

病院で処方される抗生剤を服用しながら授乳をしていて、赤ちゃんに影響が出ないかと心配されるママもいらっしゃるでしょうが、 母乳に出てくる薬の量は微量なので気にしなくても大丈夫です。 (長期間服用する場合は薬剤を処方した医師に確認を取ってくださいね) 服用するタイミングは授乳直後、次の授乳まで間隔を開けると良いそうです。

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